内科・循環器内科

生活習慣病とは

生活習慣病は、その名の通り、普段の生活習慣の乱れによって発生する様々な疾患を指す言葉です。
食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が深く関与して発症する疾患の総称です。特に「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」「肥満(内臓脂肪型肥満)」は死の四重奏と呼ばれており、それぞれの病態を悪化させ合い、動脈硬化が進行して最終的には死に至ることもあります。平均寿命が延びた現代においては、健康寿命との格差が問題になっています。生活習慣病を予防・治療する事で命ある限り健康で自立した生活を全うしていただきたく思います。

動脈硬化

動脈にコレステロールや中性脂肪などが溜まり、詰まったり硬くなったりして、弾力性や柔軟性を失った状態を動脈硬化といいます。わかりやすくいえば血管の老化です。肌にシワやシミができたり、たるんだりするのと同じように、血管も年齢とともに傷つき、弱り、しなやかさも低下します。 ただ肌の老化などと違うのは、生命にかかわる老化だということです。 外からはわかりにくいため、ほとんどの人が血管の老化には気がつかず放置しています。その結果、血液の通り道が狭くなったり、血栓ができてつまったりし、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中といった重大な病気を引き起こします。

高血圧

高血圧の患者さんの殆どの方が自覚症状はありませんが、放置しておくと血管に負担がかかり続け、動脈硬化を引き起こしたり悪化させたりする要因となります。

そして、さらに進行すると血液が流れにくくなって心臓や脳に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性があります。血圧が高い方はそのままにせず、必ず治療を受けてください。

高血圧の診断基準

家庭血圧で「収縮期の血圧135mmHg以上」「拡張期の血圧85mmHg以上」

診察室血圧が「収縮期の血圧140mmHg以上」「拡張期の血圧90mmHg以上」の方を高血圧と言われています。
では、高血圧ならすぐにお薬が必要なのか、一生飲み続けなければいけないのかと思われるでしょう。各個人により異なりますので、まずはご相談下さい。
生活習慣の改善で良くなる方も多いのです。

本態性高血圧

原因のはっきりしない高血圧を本態性高血圧といいます。日本人の場合圧倒的にこちらの数が多く、90~95%以上です。 もともと高血圧になる遺伝的素因がある人に、塩分の多い食事や飲酒・ストレス・運動不足などの環境因子が影響して高血圧になることがわかっています。

二次性高血圧

ある特定の原因による高血圧を二次性高血圧といいます。高血圧の5~10%と言われています。原因を特定できていない本態性高血圧とは病態も治療方針も大きく異なり、二次性高血圧では、通常の治療で目標血圧を達成することが難しい治療抵抗性高血圧を呈することが有り、原因を治療することにより効果的に血圧を降下させることができる為、適切な診断を仰ぐことが最も重要となります。

副腎とは?

副腎とは腎臓の上になる小さな内分泌臓器です。血圧、血糖、水分・塩分量などの体内環境を常に良い一定の状態に保つためのホルモンをつくっており、これらのホルモンは生命の維持に不可欠ですが、多すぎても少なすぎてもいけません。副腎に腫瘍ができこれらのホルモンを過剰に作ると高血圧、糖尿病などの病気の原因になることが知られています。

原発性アルドステロン症・・・内分泌性高血圧の1つです。副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に作られる病気で、高血圧での頻度は約5%をしめ、各種合併症のある高血圧では約20%と報告されており、従来考えられていたよりも高頻度で、脳、心血管系、腎などの臓器障害が少なくないことから、重要な内分泌性高血圧です。

 

クッシング症候群・・・副腎からコルチゾールが過剰に作られ肥満する病気です。コルチゾールの働きにより顔が丸く、背中にも厚く脂肪がつくのですが、その割に足が細いのが特徴的で外見からも疑われます。脳卒中や心血管疾患の合併が多く特に女性に多い病気です。一部まれに遺伝性の例もあります。

 

褐色細胞腫・・・副腎や神経節からカテコラミンが過剰分泌される病気です。カテコラミンは交感神経の緊張により血中に放出されると、重症の高血圧発作をおこし脳卒中や心筋梗塞などを起こす危険が高く早急な診断と治療が重要かつ必要となります。近年、遺伝が関与する例も10~20%程度あると考えられまた、悪性褐色細胞腫の10%程度あります。

 

腎血管性高血圧・・・腎動脈が狭くなることで血圧が高くなる疾患です。高血圧患者の約1%に認められる頻度の高い疾患です。中・高年に多い粥状動脈硬化が最も多く若年者に好発する線維筋性異形成がこれに次ぎ、若年女性に多い大動脈炎症候群(高安動脈炎)もまれに認められます。腎血管性高血圧は腎機能は正常なことも少なくはありません。一方で片側または両側の血行動態的に有意な腎動脈狭窄とそれに基づく腎機能障害は虚血性腎症と呼ばれる進行性の腎不全をきたすこともあります。虚血性腎症は末期腎全の基礎疾患の10%以上を占める重要な疾患です。

白衣高血圧

白衣高血圧とは、医師や看護師の姿をみただけで緊張したり、数値や検査結果が悪かったらどうしようかという心配から血圧が上がります。自宅血圧を測定すると正常の場合が多いです。しかし、将来的に高血圧症に陥りやすいので注意して下さい。

早朝高血圧とは

血圧は、1日中一定しているわけではありません。体の動きや感情の変化などに影響されて、高くなったり低くなったりしています。通常、血圧は、夜寝ている間は低く、朝方から午前中にかけてゆっくりと上昇し、昼間は高くなっていきます。早朝高血圧は、夜間高血圧から移行するタイプと朝方に急に血圧が上昇するタイプがあり、両者共に心血管病のリスクとなります。脳、心臓、腎臓、すべての心血管病リスクと関連しております。

食塩と循環器病・高血圧

食塩の摂り過ぎで血圧が高い状態が続くと、血管や心臓に負担がかかり、動脈硬化や心臓肥大が進みます。その結果、脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤、腎不全など、多くの循環器病が起こることになります。高血圧は循環器病の最大の危険因子です。
食塩過剰摂取は血圧を上げることによって循環器病を起こしますが、最近の研究では、食塩が血圧とは別に心臓や血管にも悪影響を及ぼすことがわかってきました。
日本人の食塩摂取量は平均約10.4gと言われておりますが、厚生労働省が推奨している日本人の食塩摂取量の目標値は男性は8g/日未満、女性は7g/日未満となっております。日本高血圧学会による高血圧患者さんの減塩目標は男女とも6g/日未満と言われており、日本人の食塩摂取量が多いことが分かります。塩分過剰摂取により血圧が高くなりそうした状態が続くと動脈硬化のリスクファクターとして、脂質過剰摂取は言い尽くされていますが、塩分についても血圧が高くなる人においてでも充分注意しないといけません。

糖尿病と肥満遺伝子

糖尿病とは

人は運動エネルギー源として,食物や水分を消化してブドウ糖に変え,血液に乗せ体内の細胞に届けています。血液中にブドウ糖がどのくらいあるかを示す数値が血糖値であり、糖尿病は,血糖が多くなりすぎた状態をいいます。血糖を調整するホルモン・インスリン作用の不具合からおこります。インスリンの分泌が足りなくなったり働きが弱くなったりして血糖の調整ができなくなると,血糖値が高くなりすぎた状態が続き,糖尿病と診断されます。糖尿病には「1型糖尿病」と「2型糖尿病」の2種類があります。「1型糖尿病」は,膵臓の細胞が自己免疫異常によってインスリンを産生できなくなる病気です。「2型糖尿病」は,過食や運動不足,肥満,ストレスなどが誘因となってインスリンの産生が少なくなったり,効き目が低下する病気です。
成人発症の殆どが、2型糖尿病で40代以上の4人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍と言われております。
血糖値が高いと動脈硬化を併発し、脳卒中や虚血性心疾患を高率に併発します。健康寿命が短くなるリスクが高いので、自覚症状がなくても治療を受けて欲しいのです。

ヘモグロビンA1cとは

ヘモグロビンA1c(エイワンシー)とは、血管の中でブドウ糖とヘモグロビンが結合したものです。
ヘモグロビンは赤血球の中にある蛋白で、体中に酸素を運搬します。赤血球の寿命はおよそ2ヶ月で、この間体内を駆け巡りながら、徐々にブドウ糖と結合していきます。血糖値が高いと、ヘモグロビンとの結びつきが増えグリコヘモグロビンA1cが多くなります。血糖値は近々の食事の影響で変動しますが、ヘモグロビンA1c値は、最近約2ヶ月間の血糖値を反映するので糖尿病のコントロール状態の指標として重要なのです。
当院では採血後約10分でHbA1c値が分かり、病態に合った治療を行えます。

糖尿病の診断基準

空腹時の血糖値が126mg/dL以上
随時血糖が200mg/dL以上

健康な人でも一日の血糖値は70~140mg/dl未満の間を変動しており、食事の前と後では大きな差があります。食事をとると、炭水化物が吸収され、ブドウ糖となって血液中に出てくるので、食後の血糖値は食前よりも高くなります。
当院では、食事指導も行っております。月1回の管理栄養士の指導で食事の摂取エネルギーの目標を設定し、必要な栄養素を過不足なくとり、食事のタイミングまで考えて調整することで、血糖コントロールは良くなり、体重増加も抑えられ、血圧値やコレステロール値も改善します。また肥満遺伝子の結果を参考にその人にあったダイエットプランをたてることができます。

(日本糖尿病学会より引用)

肥満遺伝子とは

体重をコントロールして肥満を防ぐ本来の働きができなくなっている遺伝子のことです。肥満遺伝子の影響により食欲を抑えたり、脂肪や糖の代謝をうまくコントロールできなくなり肥満しやすくなってしまいます。
周囲にも、同じ分量を同じだけ食べているのに太らない人や、体重などが気になり食べていないのに太りやすいという人はいませんか?
食事に気をつけても運動しても痩せないと思われる方、もしかしたら遺伝子のせいかもしれません。

糖尿病とその合併症

血糖は体内で主にエネルギーとして利用されますが、インスリン作用が不足すると上手く利用できず、血糖値が高くなります。このような状態が続くと様々な合併症を発症します。糖尿病と診断された人は合併症を発症・悪化させないために、定期的な医療機関への受診をおすすめしております。
糖尿病の合併症は次のようなものがあります。

網膜症

網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、視神経に伝達する組織です。カメラでいうとフィルムのはたらきをしています。
その網膜が、糖尿病による原因で障害を受け、視力が低下する病気です
進行すると視力低下、さらには失明のリスクにもなります。定期的な検診と早期治療を行えば病気の進行を抑えることができます。

神経障害

糖尿病罹患歴が長いと高率に表れる合併症です。自覚症状としては手足のしびれやつり(こむら返り)などがありますが進行すると、足の感覚低下や足の壊疽のような障害が発生します。

 

末梢神経障害・・・つり、足のしびれ、冷え

自立神経障害・・・排尿障害、便秘、勃起障害、下痢、立ちくらみ

足部・・・足潰瘍・壊疽、足の感覚低下

 

特に壊疽は指の間や足底を観察して下さい。見えない所など自分で判断せずに遠慮なくご相談ください。

腎症

腎臓は、身体の中でいらなくなった老廃物を含む血液を濾過して、老廃物を尿として体外に排出するとともに、きれいになった血液を体内に戻すという極めて重要な働きをしています。この血液を濾過する役割をしていのが、腎臓の糸球体と呼ばれる場所です。この糸球体は毛細血管の塊でできており、高血糖が長期間続きますと、血管障害や膜に変化が起きてきて濾過機構が破綻してしまいます。この状態が糖尿病性腎症といいます。

動脈硬化

動脈硬化とは、動脈の血管壁が厚くなったり、硬くなったりして血液の流れが悪くなる症状を言います。動脈硬化は、たくさんの原因が重なり合って進行しますが、高血糖が続くと動脈硬化が進み脳梗塞・心筋梗塞などの原因になります。高血圧や脂質異常症、肥満、喫煙も動脈硬化を進めますので糖尿病の方は糖尿病のみならず脂質や血圧、生活習慣の改善も同時に必要です。

歯周病

高血糖が続くと歯周組織の血管がもろくなります。これを放置すると歯周病が進行しやすく、歯を支えている骨(歯槽骨)がなくなり、歯を失う原因となります。

院内迅速検査

院内迅速検査

当院では最新の血液検査機器を導入しています。
今までは結果が出るまで半日以上必要としていた血液検査の一部が、その場で分かるようになりました。
結果はおおよそ10分以内で判明します。これをもとに、より適切な治療方法を決め1人1人に合った治療を行うことができます。
特に糖尿病の現状を表すヘモグロビンA1c値が10分程でお出しすることができます。

・末梢血液一般検査
・CRP
・ヘモグロビンA1c
・血糖値
・尿一般検査

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠中に10秒以上気道の空気の流れが止まった状態を無呼吸と言い、無呼吸が一晩に30回以上、或いは1時間あたり5回以上無呼吸があれば、睡眠時無呼吸です。また、SASは生活習慣病と密接に関係しており、心筋梗塞や脳卒中の合併率が減るエビデンスもあります。
放置すると生命の危険に及ぶこともあり、SAS特有の眠気は交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。

睡眠時無呼吸症候群の原因

上気道が塞がる事で睡眠時無呼吸が起こります。主な原因は、扁桃肥大、気道へ舌が落ち込む、舌が大きい(巨舌症)、首周りの脂肪沈着、また肥満している人に高確率で発症するのですが、痩せているからといって安心は禁物です。太っていなくても、痩せていても、女性でもかかりえる病気です。
また生活習慣の乱れからも発症します。【タバコがやめられない】【寝る前のお酒が習慣化している】【高血圧、糖尿病、高脂血症などの既往がある】このような生活習慣や症状がある方は一度診断を受けることをおすすめしております。

このような症状や心当たりのある方はご相談下さい

  • 毎晩大きなイビキをかく
  • 睡眠中に呼吸が止まっていたと指摘されたことがある
  • 昼間に眠くなることがある
  • 寝たはずなのに朝起きると疲れが残っている感じがする
  • 若い頃より体重が増え顔つきが変わった
  • メタボリックシンドロームの傾向がある
  • 暴飲、暴食をしてしまうことが多い

    

エコー検査とは

エコー検査(超音波検査)は、電気を流したりX線を照射したりすることがなく、非常に安全性が高いため、妊婦さんのお腹の中を確認する時にも使用されます。

また、短時間で患者さんには負担なく検査ができるのもメリットです。がん、動脈硬化、その他多くの病気の診断で、エコーが使われております。
なお、当院では保険診療でエコー検査を実施しています。

エコー検査の種類

腹部エコー

腹部エコー検査は、お腹のなかの臓器や組織から反射して返ってくるエコー信号をもとに腹部の臓器や組織を画像化して診断します。腹部エコーは検査時に痛みもなく、超音波装置の進歩によって診断能力も非常に高くなり、より詳しい検査が可能になってきています。
血液検査では診断できない病気、例えば早期癌、胆石、腎結石などの早期発見が可能です。

頸動脈エコー

頚動脈エコー検査では、同様にして血管内の形状や血管壁の状態を画像として観察します。脳梗塞や一過性脳虚血発作の原因として挙げられている頚部血管の動脈硬化も早期発見が可能になりました。
また全身の動脈硬化の指標になりますので、高血圧、糖尿病、高脂血症の進展度がわかります。

心エコー

心エコー検査では、心室や心房の大きさや逆流を防ぐための弁の状態、心臓壁の動きなどがわかります。
心エコー検査の最もすぐれた特徴は、心臓の様子を〝動くリアルタイム画像〟として観察できることです。
心不全、弁膜症、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の診断ができます。

禁煙外来

禁煙は医療機関で確実に

禁煙は単なる習慣や嗜好と考えるのではなくニコチン依存症という病気としてとらえ、治療を行っています。
まず医師の診察を受け、ニコチン依存症であるかどうか診断し、治療がはじまります。
タバコは動脈硬化を促進し、脳卒中や心筋梗塞をおこしやすく
また癌についても部位によっては約10倍の発症率があるといわれています。
最新の禁煙治療は飲み薬で脳のニコチン受容体をブロックし、タバコを吸いたいという気持ちを抑え、タバコがまずくなるという効果があります。
しかも、治療開始から最初の一週間は薬を飲みながらタバコを吸えると言う最後の楽しみもあります。
是非はじめていただきたいです。
当院の禁煙外来は「保険診療」で受けられます。
ご予約のうえ、お気軽に相談にお越しください。

禁煙治療のスケジュール

禁煙治療は12週間が基本です。
12週間に計5回通院します。自分の力だけで禁煙できると思い治療を中断すると、医師のアドバイスや薬の処方が受けられず、禁煙は失敗しやすくなります。医師に相談なく中断しないことが大切です。
診察では処方だけではなく、息に含まれる一酸化炭素の濃度の測定や医師からのアドバイスを受けることができます。

タバコのリスク

喫煙者は、がんの種類によっては10倍も発症率が高まることがわかっており、さらに動脈硬化や脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくさせてしまいます。
3ヶ月の禁煙治療で、きちんとタバコをやめるようにしましょう。

治療費について

当クリニックでは、保険診療でタバコをやめる治療を受けられます。

  • 治療費 21,440円(3ヶ月間)お薬代も含みます。(3割負担の場合)

血管年齢

血管年齢とは

血管年齢とは、血管がどれくらい老化しているかを表した言葉で、具体的には動脈硬化の程度を測定します。

私たちはストレスの多い社会の中で生活しており、さらに食事も欧米化が進んできたことで、血管年齢が実年齢以上になってしまっている人が増加していると言われています。

お肌を守るためには、毎日のスキンケアが欠かせません。同様に、血管の若さやしなやかさを保つためにも、毎日の健康習慣が大事です。まずは血管年齢をチェックし、問題があるようでしたら生活習慣を見直すようにしましょう。

血管年齢チェック

血管は、年齢と共に弾力性を失って硬くなってしまいます。
他にも血管を硬くさせてしまう要因はたくさんありますが、特に脂質異常症になると血液中のコレステロールや中性脂肪の濃度が高くなるため、血管の内側にこれらが付着することになります。

その結果、血管は狭くなり、血液が流れにくくなってさらに血管の弾力が失われたり、もろくなったりしてしまいます。

血管にもアンチエイジングを

動脈硬化は自覚症状がなく、放置しておくとどんどん進行して、やがて脳卒中、狭心症、心筋梗塞といった病気を引き起こして命を失ってしまうこともあります。

高血圧や糖尿病などが動脈硬化を進行させることもありますが、運動不足、不満、ストレスといった普段の生活習慣も悪化させる原因となります。
動脈硬化を防ぐのは、大事なアンチエイジングの一つです。身体の内側から若さを保つようにし、中からきれいになっていきましょう。

ワクチン

肺炎球菌ワクチン 8,150円(税込)
高齢者用肺炎ワクチン 4,400円(税込)
麻疹ワクチン 10,100円(税込)
おたふくワクチン 5,300円(税込)
B型肝炎ワクチン 8,800円(税込)
A型肝炎ワクチン 8,800円(税込)
沈降破傷風トキソイドワクチン 3,300円(税込)
MRワクチン 11,800円(税込)
MRワクチン 大阪市Ⅱ期 11,800円(税込)
水痘ワクチン 8,800円(税込)
狂犬病ワクチン 15,300円(税込)
健クリニック アンチエイジングガイド